【演奏動画】ジョイントコンサート「僕は」

2度に渡る延期を経て、2年越しでとうとう終演を迎えることができました。
ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。

当初計画していたものとは形を変えてしまいましたし、残念ながら乗ることの出来なかったメンバーもいたため手放しで喜べない面もありますが、それでも、ここまでこぎ着けることができ安心しています。

気持ちを切らさず準備をしてくれた実行委員に、参加してくれた団体の皆さまに、客演の方々に、裏方として手伝ってくれた仲間に、そして素敵な曲を書いてくださった首藤さんに、心から感謝を述べたいと思います。

「僕は」
委嘱新作として書いていただいた三好達治の詩による作品です。
「やさしい歌の悲哀で、僕の悲哀を慰めて呉れ」という言葉で締められる3節の詩が描く絶望は、まさしく、いま歌われるべき作品、というものです。
60名弱の合唱は、ものすごい集中でそこに向かって魂を燃やしてくれていました。そして、その絶望の先に見える微かな光を、最後にみせてくれました。

「いのちの歌」
様々な編曲がありますが、首藤さんのアイデアが素晴らしい!

「自然への喜びの讃歌」
この曲、とてもいいです。首藤さんという人がそのままに現れたような作品。
キャッチーでありつつ、音楽として様々な表情をみせてくれます。英語の発音が苦労しますが…笑

「夜明けから日暮れまで」
アンコールとして演奏しました。信長貴富さんの名曲です。夜明けの微かな光を、まだ探し求めています。

ChorusMeetsの単独演奏は、谷川俊太郎の詩に書かれた作品を並べました。
響きのいいホールを前提とした選曲だったため今回のホールでは苦労しましたが、その中でメンバーは美しいサウンドを披露してくれました。

「聴くと聞こえる」より、朝ゆえに、ひとり
名田綾子さん初の無伴奏作品。秋頃に全曲演奏予定です。
「合唱」
今回はピアノなしVer.で。コロナ禍において、ずっと共にある大切な作品です。
「にじ」 
創設当初からお世話になっている佐藤美雪さんの美しい作品。多くの合唱団に歌ってほしい作品です。
Meetsとして次のステージは5月の地産地唱です。三宅悠太さん、木下牧子さん、森山至貴さん、そして森雄太さん。
これからも新作ばかりを取り上げて演奏して参ります!応援よろしくお願いします。

藤森徹 Official Web site

合唱指揮 合唱歌手 ボイストレーニング ボイストレーナー 愛知 名古屋

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