大阪芸術大学通信部の音楽科を卒業しました。
二年次編入の秋入学から3年半、世の中のバタバタで予定より半年遅くなりましたが無事卒業できて感無量です。
この通信過程、スクーリングも課題も多く、卒業までたどり着ける人が1割未満と言われています。やはり、通学で4年通うのと同じ量を通信でやるのは難しいです。今年度、オンライン授業になった大学生の苦労もよくわかります。
やはり、大学とは与えられた課題をこなす場ではなく、自分で興味を持ったことについて掘り下げるという学び方をしなければ、なにも得られません。
昨今の情勢で、より強くそれを実感できたのはよかったことかもしれません。
人との出会いも刺激的です。
様々な年齢層の、様々な背景を持った方がおり、通信過程ならではの面白さがありました。
コンピュータ音楽や和楽器(特に尺八)に強い大学ということもあり、これまで知らなかった世界が開けたこと、美術や演劇など芸術の他分野についても学べたこと、そういったものが糧となり、自分の音楽を形作っていくことを実感しています。
この3年半で、「教えること」への興味が深まったので、今後しばらくは教えることに集中して活動していきたいと思っています。
まだ、今後について具体的なことはなにも決められていないのですが、様々なご縁を大切にしながら、目の前にある仕事に向かっていきたいと思います。
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